リハビリテーション

膝蓋骨骨折

概要(疫学・症状)

膝のお皿の骨の骨折です。男性よりも女性で多く、骨粗鬆症を発症している方のほか、10-16歳の子供が受傷することもあります。膝が腫れて屈伸が困難となり、動作では歩行・階段・しゃがみ動作などが困難となります。

原因

転倒/転落などの外傷による受傷が大半を占めています。まれに骨が未成熟な小児のスポーツ中のジャンプ動作などでも発症することがあります。

検査・診断

主にX線検査により骨折の有無、および転位による変形の程度が診断されます。程度によってはMRI撮影による精密な検査が必要となる場合もあります。

治療

骨の転位が小さい場合は、装具固定やギプス固定により膝を真っすぐの状態で4週間ほど固定する保存的治療が選択されます。転位が大きい場合は、骨を整復しワイヤーで固定する手術が必要になることがあります。

薬物療法

抗炎症薬(主にNSAIDs)を用いて、急性期の疼痛による不快を予防します。

リハビリテーション(非手術の場合)

患部は装具によって固定し、骨折部以外を動かすリハビリから始めます。移動は松葉杖を使用した歩行を練習します。X線検査で骨折部の状態を確認しながら、関節可動域練習や段階的な荷重練習、筋力トレーニングを開始します。

当院のプログラム(運動・装具等)の目安

当院のプログラム(運動・装具等)の目安

リハビリテーション(手術後紹介の場合)

術後早期から膝の関節可動域練習を開始します。歩行練習も装具を着用して早期から可能となりますが、手術医師の指示が優先されます。

当院のプログラム(運動・装具等)の目安

当院のプログラム(運動・装具等)の目安

ADLでの注意点

急性期(受傷から3週以内)は骨折部に負荷をかけないよう注意します。日常生活では松葉杖などの用品を使用し、階段では非骨折側から上り、骨折側の足から下りることで骨折部への負荷を避けることが出来ます。また、この時期の正座やしゃがみ動作は避けましょう。

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草加整形外科内科

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