診療案内
リハビリテーション
リハビリテーションとは
身体に生じた痛みやしびれなどの症状を改善し、元通りの生活に戻れるように支援します。関節可動域の制限・筋力低下・不良姿勢等に対して運動療法や物理療法を併用して、個々の患者様に合った治療を提供します。
当院のリハビリテーションの特徴
当院には、理学療法士・フィジカルトレーナー・柔道整復師・鍼灸マッサージ師が在籍しており、骨折や捻挫、慢性痛、変形性関節症、スポーツ障害など、各症状に併せて専門的な立場から治療を提供することができます。
“加齢”や“老化”、“運動量”だけに注目せず、症状の“根本的な原因”を特定しリハビリテーションを実施します。そのため、患者様のお話をじっくり問診し、１対１で丁寧な治療を提供します。
2022年度当院で理学療法を新規で開始した患者さん約1,100名の内訳
性別項では例年と変わらず、女性が6割を占めていましたが昨年度に比べて女性が微増となっています。年齢別項では昨年度に比べて20～60歳の現役世代が減少していました。コロナ渦の収束とともに、お仕事が忙しくなってきたことの現れかもしれません。部位別項では昨年度同様、腰痛にお悩みの方が最も多く3割を占めていましたが、足部関連にお悩みの方も増えました。
疾患
体幹（頭頚部～胸腰部）・その他
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 頸椎症（頸椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症）
- 頸肩腕症候群
- 胸郭出口症候群
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊椎圧迫骨折
- 急性腰痛症（ぎっくり腰）
- 骨盤骨折
- 変形性腰椎症
- 特発性側弯症
- 関節リウマチ
- 運動器不安定症
上肢（肩～指先）
- 肩関節周囲炎
- 腱板損傷
- 上腕骨近位端骨折
- 鎖骨骨折
- 野球肩
- 野球肘・テニス肘
- 肘関節骨折
- 前腕骨（橈骨／尺骨）骨折
- 橈骨（尺骨）遠位端骨折
- 腱鞘炎・ばね指
- 手根管症候群
- 母指CM関節症（母指CM変形性関節症）
- へバーデン結節（指の変形性関節症）
- 関節リウマチ
- 手指 指節骨骨折
下肢（股関節～足先）
- 大腿骨頚部／転子部骨折
- 変形性股関節症
- 変形性膝関節症
- 膝内障
- 半月板損傷
- 下腿骨（脛骨／腓骨）骨折
- 前・後十字靭帯損傷
- 足関節果部骨折
- 前距腓靭帯損傷（足関節捻挫）
- アキレス腱断裂
- 踵骨骨折
- 足趾 指節骨骨折
- オスグッド病／ジャンパー膝
- シンスプリント
- 膝蓋骨骨折
スタッフ紹介
- 加納拓馬（部長）
理学療法士 博士 運動器認定理学療法士 - 藤原秀平（主任）
理学療法士 修士 運動器認定理学療法士 - 山際美紀
理学療法士 運動器認定理学療法士 3学会合同呼吸認定療法士 - 片桐 将
理学療法士 - 小島拓真
理学療法士 - 萩台保之
理学療法士 運動器認定理学療法士 - 安井和奏
理学療法士 - 竹下和希
理学療法士 - 櫻井隆平
理学療法士 - 吉谷優子
リハ助手
非常勤スタッフ
- 喜多俊介
理学療法士 博士 - 川端 空
理学療法士 修士 - 鈴木綾華
理学療法士 - 村田健児
理学療法士 博士 運動器認定理学療法士 - 蓮見明恵
理学療法士 - 轡田 晃
理学療法士
外部機関協力スタッフ
- 堀 雅隆
理学療法士 博士
学術活動
【学会発表】
| 年次 | 学会名 （正式名称・年次・場所） |
発表者 （共著含む） |
演題名 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 第127回日本解剖学総会 | 加納拓馬 他 | 前十字靭帯損傷後のマクロファージ極性変化が自己治癒力に及ぼす影響 |
| 2022 | 第30回埼玉県理学療法学会 | 喜多俊介,原和彦 他 | 高齢者における歩行中の膝関節回旋運動範囲と足部内側縦アーチの関連 |
| 2022 | 第30回埼玉県理学療法学会 | 大久保柊慈,喜多俊介 他 | Flat flexible shoes着用時の歩行解析 |
| 2022 | 第30回埼玉県理学療法学会 | 内海武,喜多俊介 他 | 前足部に可動性を持つ短下肢装具使用時の歩行分析 |
| 2022 | 第30回埼玉県理学療法学会 | 鈴木みな美,喜多俊介 他 | 体幹トレーニングによる走行時の下肢関節運動に及ぼす影響の検証 |
| 2022 | 第30回埼玉県理学療法学会 | 吉岡千織,喜多俊介 他 | 踵部へのジェルインソール挿入による歩行への影響 |
| 2022 | 第30回埼玉県理学療法学会 | 中村優実,喜多俊介 他 | 振動刺激による伸張反射の変化 |
| 2022 | World Congress of Biomechanics (WCB) | Ohtsu Hajime, Shunsuke Kita et al. | Proposal of a stability index including the effect of a finite-time double support period. |
| 2022 | Osteoarthritis Research Society International (OARSI) | Kenji Murata, Shunsuke Kita, Sora Kawabata | Influence of exercise training or brace on knee osteoarthritis patients with joint instability - systematic review- |
| 2021 | 第29回埼玉県理学療法学会 | 川端空, 喜多俊介, 村田健児 | 変形性膝関節症患者の関節不安定性に着目した運動療法の効果-システマティック・レビューによる検討- |
| 2021 | 第9回日本運動器理学療法学会 | 川端空, 加納拓馬, 村田健児 | 足関節捻挫後の足部不安定性と捻挫再発との関係-システマティック・レビューによる調査- |
| 2021 | 第26回日本基礎理学療法学会 | 川端空, 村田健児 | 足部外側靭帯切断による異なる足部不安定性モデルの確立 |
| 2021 | 第29回埼玉県理学療法学会 | 喜多俊介,原和彦 他 | 素早い下肢運動遂行能力の評価指標「くにゃくにゃ運動」の開発 |
| 2021 | 第9回日本運動器理学療法学術大会 | 喜多俊介,原和彦 他 | 健常高齢者におけるウェッジの挿入及び足角の修正が歩行時膝関節回旋可動範囲へ与える影響 |
| 2021 | 第26回日本基礎理学療法学会学術大会 | 喜多俊介,原和彦 他 | 健常高齢者における歩行時膝関節回旋可動範囲に影響を与える因子の検討 |
| 2021 | The 11th Asian-Pacific Conference on Biomechanics | Hajime Ohtsu, Shunsuke Kita et al | "Does the simplest walking model explain the relationship between propulsive force and balance?" |
| 2019 | 第27回埼玉県理学療法学会 | 加納拓馬，村田健児他 | 自己治癒ACLの力学特性に対して治癒期間の与える影響 |
| 2019 | Orthopaedic Research Society | Takuma Kano, Kenji Murata et al. | The effect of different injured sites on spontaneous healing ability in complete rupture ACL. |
| 2019 | Orthopaedic Research Society | Hitomi Shono, Naohiko Kanemura et al. | The mobility of the foot arch during running affects the rotation angle of the knee joint. |
| 2018 | 第37回関東甲信越ブロック理学療法学会 | 加納拓馬，村田健児他 | 損傷部位の違いは前十字靭帯の自己治癒能に影響を及ぼすか |
| 2018 | 第26回埼玉県学会 | 藤原秀平 他 | 高負荷運動は膝蓋大腿関節において膝蓋骨軟骨の変性に影響する |
| 2018 | 第23回日本基礎理学療法学会 | 藤原秀平 他 | 大腿四頭筋筋力低下は変形性膝関節症の発症にどのような影響を及ぼすか～ラットモデルを用いた検証～ |
| 2016 | 長野県理学療法学術大会 | 山際美紀 他 | 足部への介入により歩行立脚後期のふらつきが軽減した症例 |
【論文】
| 年次 | 著者（共著含む） | 論文名 | 投稿ジャーナル |
|---|---|---|---|
| 2023 | 喜多俊介 他 | 歩行立脚初期の膝関節回旋可動範囲と下腿及び足関節・足部評価指標の関係 | 理学療法－臨床・教育・研究 |
| 2021 | Shinya Ogaya, Shunsuke Kita et al. | Survey of footwears in Japanese elderly with knee osteoarthritis | Footwear Science |
| 2021 | Shinya Ogaya, Shunsuke Kita. | The effects of trunk endurance training on running kinematics and its variability in novice female runners | Sports Biomechanics |
| 2021 | Takuma Kano, Kenji Murata et al. | Influence of the site of injury on the sp ontaneous healing response in a rat model of total rupture of the anterior cruciate ligament. | Connect Tissue Res. |
| 2020 | Sora Kawabata, Shunsuke Kita, Kenji Murata | Effect of exercise therapy on joint instability in patients with osteoarthritis of the knee: A systematic review | Osteoarthritis Cartilage Open |
| 2018 | Katsuya Onitsuka, Syuhei Fujiwara et al. | Effects of Controlling Abnormal Joint Movement on Expression of MMP13 and TIMP-1 in Osteoarthritis | cartilage |
| 2017 | Kenji Murata, Syuhei Fujiwara et al. | Controlling abnormal joint movement inhibits response of osteophyte formation | cartilage |
| 2016 | 加納拓馬 他 | 初回発症から再発を繰り返し長期経過した両側片麻痺に対する理学療法ーリーチ動作へのアプローチから歩容改善に至った一症例 | 理学療法研究・長野 |
| 2016 | Kenji Murata, Syuhei Fujiwara et al. | Controlling joint instability delays the degeneration of articular cartilage in a rat model | osteoarthritis and cartilage |
その他活動
- 加納拓馬
埼玉県理学療法士協会 講習会講師（2023） - 加納拓馬
人間科学総合大学 外部講師（2022） - 喜多俊介
脚の健康チェック（2022） - 萩台保之
NPO野球肘検診（2022） - 加納拓馬
春日部市立看護専門学校 外部講師（2022） - 加納拓馬
学校法人渡辺学園 東京家政大学 外部講師（2022） - 萩台保之
高校野球サポート活動（2021） - 加納拓馬
公立大学法人 埼玉県立大学大学院 ティーチング・アシスタント（2019） - 加納拓馬
学校法人片柳学園 東京工科大学 ティーチング・アシスタント（2017・2018）
